医師から交通事故の依頼
めずらしい職業の方からご依頼を受けました。
その職業とは、医師です。
しかも、整形外科医です。
当事務所では、医師から依頼を受けたことはありますが、内科医・小児科医・精神科医などからで、整形外科医からの依頼は初めてです。
やや緊張します。
概要
およそ2年前に交通事故にあい、その1年後に症状固定。
症状が残っていたため後遺障害診断を受けたものの非該当。
依頼に至るまで
およそ1年間、非該当に納得できず異議申立の準備をされてきました。
ご自身の考えで診察、検査を実施。
整形外科専門医であること、医師としてのネットワークを駆使して普通では受けられない珍しい検査まで受けておられました。
流石です。
しかし、治すための医療と補償のための医療は異なります。
補償のための医療、今回の場合は後遺障害等級のための医療ということになりますが、そのポイントから少しずれていました。
そのことを説明し理解を頂けたところでご依頼となりました。
異議申立の流れ
異議申立の流れはおおむね次の通りです
(1) 資料を精査
これまでの診断書、診療報酬明細書、後遺障害診断書、非該当の通知書・理由書、検査結果等を確認します。
↓
(2) 目標となる後遺障害等級・号数の設定
数ある後遺障害等級の中から、何級何号であれば可能性が高いかを検討し目標等級を設定します。
↓
(3) 不足する検査所見の補強
現時点で足りない検査所見の取得を試みます。
今回の場合、依頼者が医師であることが有利に働く見込です。
↓
(4) 検査所見を整理
出そろった検査所見を整理し、異議申立に堪えうるか検討します
↓
(5) 異議申立実施
目標等級に見合うだけの検査所見が揃ったところで異議申立書を作成し、手続を行います。
2ヶ月~数ヶ月後、結果が戻ってくるのを待つこととなります。
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