医者が後遺障害診断書を書いてくれない
一般的な傾向として、
医師は後遺障害診断書を書きたいとは思っていません。
書きたくない理由 その1 裁判沙汰がイヤ
交通事故は裁判沙汰に発展するかも知れません。
裁判書から証言を求められたり、
加害者の弁護士から批判されたり、
医師にとってメリットはほとんどありません。
そんな経験をしたことのある医師は本当に交通事故を嫌がっています。
嫌な思いをした先輩・後輩・医師仲間の話しを聞いているかも知れません。
書きたくない理由 その2 治せなかったことの証明
医師は怪我を治すことが使命です。
治せなかったことに興味があるはずありません。
後遺障害診断書は治せなかったことの証明書ですから、
もともと興味の湧かない書類なのです。
書きたくない理由 その3 交通事故患者は煩わしい
一部の心ない被害者のせいで交通事故患者を煩わしいと考えている医師もいます。
いわゆる保険金詐欺を目論む被害者に巻き込まれたことで、
すべての交通事故患者がそうでないことは理解していても、
無理難題を言われるのではないかと萎縮している医師もいます。
実際に、
開業しているので一人でも多くの患者が欲しいのに、
交通事故患者を一切拒否している先生もいます。
書きたくない理由 その4 保険会社が煩わしい
交通事故では、
ただ患者をみていればよいだけではなく、
保険会社に報告する手間が求められます。
それが面倒と言う医師もいます。
時には保険会社から人がやってきて説明を求められることがあります。
中には治療の早期終了を催促する担当者もいることから、
医師にとって非常に不愉快なこともあるようです。
書きたくない理由 その5 弁護士が煩わしい
無理難題を言ってくるのは何も患者だけではありません。
弁護士が言ってくることもあります。
医学的には到底書けないようなことを求める専門家がいるようで、
それを嫌がる医師がいます。
交通事故患者に関わると煩わしい専門家がくっついてくる、
と嫌がられることもあるようです。
まとめ : 医師の多くは交通事故患者に協力的になりにくい
様々な理由があって、
医師の多くは関わりを最小限に抑えておきたいと思っています。
このことを被害者は認識しておくべきです
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