交通事故解決事例

胸椎圧迫骨折 京都府在住 女性36歳 (主婦)

2018.03.18

後遺障害等級 14級から11級へ

異議申立で11級へ
※ご本人のご厚意により,特別に許可をいただき掲載しています。
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その節は、ありがとうございました。
納得の行く示談金額を提示する事ができ,無事に解決に至りました。

私は以前,京都市内のある国道を走っていた時の話なんですが,信号のある交差点を,私は青で直進していました。
交差点に差しかかった時に,いきなり前方から車が右折して来たのです。
私は,あわてて急ブレーキを踏みましたが,時すでに遅しその車と衝突して私の車は1回転くらいしてから歩道に乗り上げてしまいました。
幸いシートベルトをしていたので,大事には至りませんでしたが,背中に激痛が走りました。
その後,すぐ救急車で病院に運ばれました。
そして,病院でレントゲンとCTを撮ってもらい,いろいろ検査してもらいました。
頭には異常が無かったのですが,背骨が骨折していました。
病名は,全身打撲・頚椎捻挫・胸椎圧迫骨折と診断されました。
「幸い,脊髄への影響はありません」と説明されました。
「ただし,骨折が治っても,変形したまま骨がひっついたり,痛みや痺れが後遺症として背中に残るかもしれませんよ」
と念押しされました。
そして,2ヶ月半の入院を余儀なくされました。
本当に目の前が真っ暗になったのを今でも覚えています。

当時,小学校1年生になる娘がいましたので,母に面倒を見てもらっていました。
入院生活は大変で最初は寝たきりの状態で,足に力を入れたりするリハビリからスタートし
その後,コルセットを作ってもらい本格的にリハビリがスタートしました。
長い間,寝たきりだったのでコルセットを装着したまま,ベッドから起き上がる練習から始まりました。
車椅子に座って移動,歩行器を使って歩く練習,そして,普通に歩く練習と順調に回復して行きました。
圧迫骨折の場合,体をねじったりしたら大変な事になるので,骨が完全にひっつくまでは
移動する時は,コルセットの装着は絶対必要と医師からの説明を受けました。
大変な事になるというのは,一生歩けなくなる,とう意味だったのを後になって知りました。

その後,病院を退院し通院する事になりましたが,背中の痛みがなかなか回復せず,体も以前のように曲げたりする事ができませんでした。
そして,事故から6ヶ月が経った頃,保険会社は治療費と休業損害の打ち切りを言ってきました。
治療を続けたいと訴えましたが,
「リハビリや治療を受けて一時的に症状が楽になるのは,症状が安定したということですよ。
症状固定の診断を受けて後遺障害診断書を提出してください。
それをして頂けないのなら,こちらから医師に要請を出します。」と保険会社は一方的に打ち切ってきました。
女性を相手にすると保険会社は強気になると聞いていた通りになりました。
私はなくなく医師に後遺障害診断書を作成してもらい保険会社に診断書を提出しました。

数ヶ月して等級の結果がでました。
14級でした。
たしか本で見たときは脊柱が変形した場合は11級だったはずです。
これには納得できず,ジコナビに相談しました。

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【当事務所のサポート内容】

相談の際に,等級認定の理由書を拝見しました。
その中で,「画像上有意な所見はなく・・」とあったので,もしやと思い,お持ちいただいたレントゲン画像をすべてチェックしました。
案の定,圧迫骨折がズバリ分かるレントゲン写真は見つかりませんでした。
頭部外傷や他の怪我に気を取られ,圧迫骨折に重点が置かれていなかったようです。
大きな事故の場合には,外傷の数が多いため,このようなことが多々起こります。

対策はただ一つ,画像所見の獲得です。
翌週の診察日をまって,ご本人に同行し,医師に協力を求めました。
私が同行する以前は,医師は,もう後遺障害診断書を書いたのだから関係がない,というようなことを何度も口にし拒んでいたそうですが,私から事情を説明して協力を引きだすことができました。

このような医師との面談は本当に気を遣います。怒らせてもいいことがないので,言葉少なに被害者の難局を説明し理解を求めることに徹しました。
ご本人が私に依頼をされた意味がよく分かりました。引き受けた内容が難しいものでなかったため,本当にお引き受けしてよいものかと迷ったものの,どうしてもと懇願されたのでお引き受けしたことを思い出しました。 気むずかし医師であることをよく分かっておられたのです。 こういう医師にあたってしまう被害者は本当に不運であると思います。

検査の後,異議申立を実行しました。
一月も経たない内に結果が送られてきて11級の認定を受けました。

今回のケースは,医学的な立証よりも,医師との人間関係に苦労させられたケースでした。
このようなことが原因で,交通事故被害者は泣き寝入りすることもあるのだと改めて教えられたケースです。

こうして,泣き寝入り被害者が一人減ることに貢献できたのでした。

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