交通事故コラム

交通事故で神経学的検査

2018.03.18

神経学的検査の重要性

交通事故に遭い、後遺障害の等級申請を行う際に、神経学的検査を受けることは有用です。

脊髄専門医
図:脊椎専門医

神経学的検査とは、神経疾患の診断のために行う検査とされています。

神経学的検査を行うことにより、どこにどんなケガを負ったかを推定することが可能となります。
たとえば、膝蓋腱反射(いわゆるカッケテスト)で亢進がみられれば脊髄損傷が推定され、MRIなどの画像診断と合わせて確定診断に至るということになります。

検査には主に反射槌(ゴムハンマー)が使用されますが、その他に、ライト(対向反射用)、筆、針、音叉、巻き尺、舌圧子、検眼鏡、握力計、コンパス、綿棒などが使用されることもあります。

あなたのケガが頚椎捻挫や椎間板ヘルニアといった神経に関わりのあるケガの場合、こうした器具が診察に用いられたか思い出してください。
神経学的な検査の結果は、他覚的な所見ですので、もし神経学的な検査が実施されていなければ、後遺障害等級の認定にあたり不利な状況に陥るかも知れません。
神経学的な検査を実施してくれる医師とそうでない医師とでは、後遺障害診断書の内容に差が生じるのが通常です。
交通事故の理想的な解決を目指す上で重要となる医師の当たり外れの判断について、ゴムハンマー等の器具が診断に使用されたかどうかも重要な指標の一つです。

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