交通事故コラム

交通事故の示談金は後遺障害がポイント

2018.03.18

交通事故の示談金

後遺障害の示談金は、後遺障害が認定されるか否かで大きく異なります。
交通事故で満足な解決をするためのポイントは後遺障害です。
後遺障害の認定された場合、一番下の14級が認定されただけでも通常150万円程度の増額します。
14級は、むち打ちの場合でも認定される可能性があることから、交通事故に遭われた方は誰でも後遺障害が認定される可能性がある行っても過言ではありません。

交通事故での良くある失敗例

交通事故の被害者にありがちは失敗は、法律のことを気にしすぎて医療的なことを疎かにすることです。

具体的には、後遺障害の等級認定が慰謝料に大きな影響を与えるとは分かっておらず、等級認定に必要な後遺障害診断書を軽視することです。
医療知識の不足や医師とのコミュニケーションを軽視すると、そのことが最後まで尾を引き、不利な示談書に押印せざるを得なくなります。

交通事故というと、示談金、慰謝料といった言葉が真っ先に頭をよぎります。
これらは全て法律用語で、損害賠償に関する用語です。
そのため、交通事故といえば法律に詳しくなければ良い解決ができないと思いがちです。

示談金や慰謝料の話しをするまでに、治療のために病院に通うことになります。
示談金や慰謝料は、治療の結果をもとに計算されますので、治療をおろそかした場合には、おのずと受け取る示談金や慰謝料は低額になります。

治療を上手くしななければ、満足のいく示談金も慰謝料を受け取ることは困難です。
どのような病院に通うべきか、医師とのコミュニケーションの取り方はどうあるべきか、そういったことが後々の示談交渉に大きな影響を与えます。

要するに、実際には、法律のことよりも先にやってくる病院選びの段階がもっとも重要ということになります。

特に交通事故の治療に関しては、どこの病院でも良いというわけではありません。
同じ病院でも医師によって診察態度は変わります。

診断書の作成は医師の専権事項であることから、医師は各自の見識に基づき自由気ままに作成を行う傾向があります。
保険会社の支払基準に対応させる意図はほぼ見受けられません。

希に、支払基準を満たす診断書を見かけることがありますが、単なる偶然と言い切る確信があります。
それは、複数の医師がそう認めているからです。
医師は「どうかけば保険会社が認めるのか知らない。」と言います。
また、「そんなことに興味もない。」と言います。
一人の医師が言ったのではありません、複数の医師が口を揃えてそう言います。

満足のいく交通事故のポイントは病院選び

ここまでお読みになった方にはもう意外でも何でもないと思うのですが、
納得できない交通事故解決の原因は病院選びの失敗です。

仮に、仕事が全くできない状態であったとしても、医師が被害者の立場にたって診断書を書いてくれなければ補償につながりません。
保険会社と粘り強く交渉しても医師の診断書がない以上保険会社はあなたの言い分を受け入れてはくれません。

また、医師の協力姿勢が特に影響するのが、後遺障害等級の認定です。
交通事故の慰謝料などを決定付ける後遺障害等級は、医師の書く後遺障害診断書に非常に大きく左右され、いい加減な後遺障害診断書が書かれると後遺障害等級はどうしても低くなってしまいます。
低い後遺障害等級が認定されると、後遺障害慰謝料も下がり、逸失利益も下がり、賠償額全体が下がってしまいます。
失敗の原因は、 間違った病院選びなのですから、病院選びは慎重に行いましょう。

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