轢き逃げの捜査を警察官に任せたら安心?
警察官は「ひき逃げ事件」に関しては、被害者が死亡した場合やテレビや雑誌で話題になった事故などは徹底した捜査と必死になって犯人を捜す傾向にあります。
しかし、これ以外の場合は同じように捜査・取調べをやっているのでしょうか?
以前、私の知人で、車を運転していて、後ろから大型のワンBOXに衝突されました。
事故の衝撃で、とっさに相手のナンバーが見れなかったそうです。
本人はムチウチになり、その車はそのまま逃げたらしいのです。
そこで、警察署に行ったのですが、何一つ捜査をしてくれなかったらしいです。
つまり、事故処理はしてくれるのですが、事件捜査はしてくれないのです。
その背景には、交通警察が忙しいという、大きな問題があるのかもしれません。
世間では、交通警察の仕事の60%は、スピード違反や駐車違反の取締りになるといわれてます。
この反則金は自分達が公務員として所属している、都道府県の収入になることから取締に力を入れるのかもしれません。
一方、交通事故の捜査・取調べはお金にはならないし、手間もかかることから、手抜きになるのかもしれません。
交通事故の大半は不起訴処分になることも手抜きになる原因の一つかもしれません。
しかし、警察官が一生懸命にならないと、被害者が不利益を受けるのは他の犯罪と異ならないはずです。
轢き逃げの場合の賠償
轢き逃げに遭った場合、政府補償事業によって救済を受けることが出来ます。
政府補償事業とは、加害者を特定できないひき逃げの場合や加害者車輌が無保険者の場合には、一定の限度額はありますが、自賠責保険とほぼ同じだけの補償が受けられるというものです。
損害保険会社の窓口で政府保証事業に対する請求が出来ます(但し、保険代理店では受付していませんので注意が必要です。)。
大阪で交通事故に強い弁護士をお探しの方へ
交通事故の被害者は、警察の対応、保険会社の対応、場合によっては加害者の対応など様々な対応を強いられ、間違った対応をすると後々自分が不利になることも少なくありません。
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