バイク事故や自転車事故でTFCC損傷
バイクや自転車ではねられたり転倒して手を強く路面についた場合、手関節の軟部組織であるTFCC(三角線維軟骨複合体)を損傷することがあります。
TFCCは手の関節の小指側にあります。
バイク事故に遭い、手の小指の部分の中手骨を骨折した場合などには、主治医は、骨折の治療のみを行うことがあります。
もし、痛みが継続していたり、手の関節が動きにくいなどの手関節の可動域制限が認められる場合、MRI検査を受けて下さい。
TFCC損傷が発見されることがあります。
TFCC損傷は見落とされやすいので、手を強く路面に打ちつけたような場合、精査してくれるよう主治医にお願いするのは重要です。
TFCC損傷の後遺障害について
中手骨の骨折だけなら骨折部痛で14級の域をでないと想定されます。
しかし、TFCC損傷が判明すれば、手関節の可動域制限や疼痛、動揺性、前腕の回内・回外運動の制限等いろいろな後遺障害が認定される可能性があります。
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