慰謝料、休業損害、タクシー通院・・・交通事故解決の失敗の原因9割はスタートラインで決まっている
交通事故解決に長年関わってきた私が、本当にあった失敗事例やつまずきやすいポイントを紹介します。
交通事故被害者が、もっとも適した解決方法を見つけ出すための正しい道筋を解説します。
交通事故に遭い解決の意識が高まったAさん。 Aさんは少しでも交通事故解決にプラスになる病院にしたいと思い、知人の紹介やネットで探した3箇所の病院に絞って検討を始めた。 3つの病院とも、交通事故に対応しているとホームページに唱っている。 それなら設備の整っている総合病院がよいだろう、と総合病院に通うことをAさんは決めた。 しかし、通い始めて1週間、どうも様子がおかしい。 主治医が親身でない。Aさんとしてはもっと積極的に医師から「検査をしましょう。」「結果はこうでした。」「次はこうしましょう。」という診察を期待していた。 淡い期待として「保険会社に負けないで。」と言ってもらえるとまで思っていた。 が、どうやらそうではないらしい。・・・Aさんは病院を変えた方がよいのではないかと思い始めた。 |
ほとんどの交通事故被害者は、病院の内状を調べることもなく、病院に通い始める。
ただし、手術が必要となるような大きなケガでない限り、一般的な捻挫や打撲に対して、病院に真剣に取り組んでもらうためには、患者としておさえるべきポイントがあります。
交通事故解決のスタートラインとなる「病院選び」で、交通事故被害者が最低限取り組むべきポイントを解説します。
交通事故被害者の事情と病院側の本音
交通事故被害者から病院の選定や付き合い方などについて、さまざまな相談を受けることがあるのですが、冒頭の事例のように、
医師に本気で向き合ってもらえない
と言う話しは非常に多いです。
なぜそのようなことが起こるのでしょうか。
その背景には、交通事故被害者の立場と病院側の本音が咬み合わないことにあります。
(交通事故被害者)遭いたくもない事故にあって痛い思いをしているわけだし、初めての事故でもあるのだから何も分からないのも当然。 医者は何人もの交通事故被害者を診てきたはずから上手くリードしてくれるはず。 加害者の保険会社は「病院代は払うから治療に専念して下さいね」、と優しくしてくれた。多少甘えても良いではないか。 |
交通事故被害者は、交通事故の経験がないことが殆どです。
そのため、交通事故解決の進め方、法律的な話や解決スケジュールだけでなく、おおまかな方向性すらイメージできていない場合は少なくありません。
しかし、交通事故解決を見据えた積極的な行動が必要になります。
まだ十分に検討しきれていない段階であっても、正しい選択と行動は不可欠です。
(主治医)病院経営上は、交通事故患者は自賠責扱いで売上が大きいためうれしいことだが、担当する医師の立場としては、一般患者より書類は多いし裁判沙汰になるおそれもあるから極力関わりたくないなあ。 |
一方で、交通事故患者の受け入れ先となる病院も、当然、ボランティアではありません。
売上を確保するために患者をひとりでも多く受け入れるよう間口を広げます。
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